諸寮(読み)しょりょう

精選版 日本国語大辞典 「諸寮」の意味・読み・例文・類語

しょ‐りょう ‥レウ【諸寮】

〘名〙
多くのあちこちの、寄宿所や僧坊
正法眼蔵(1231‐53)看経「当日の粥時より、堂司あらかじめ看経牌を僧堂前、および諸寮にかく」
令制で、八省被官として設けられたさまざまな役所
太平記(14C後)二六「月卿雲客・郎吏・従官・諸寮(しょレウ)の頭・八省の輔・僧正・僧都・児・房官に至るまで」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android