諸県牛諸井(読み)もろがたの うしもろい

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「諸県牛諸井」の解説

諸県牛諸井 もろがたの-うしもろい

記・紀にみえる豪族
日本書紀」によれば,応神天皇13年引退に際し,代わりに娘をつかえさせようと故郷日向(ひゅうが)(宮崎県)にかえる。娘の髪長媛(かみながひめ)をつれて播磨(はりま)(兵庫県)まできたとき,淡路島にいた天皇にむかえられた。名は牛ともいい,「古事記」には牛諸としるされる。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android