諸遊 弥九郎(読み)モロユ ヤクロウ

20世紀日本人名事典 「諸遊 弥九郎」の解説

諸遊 弥九郎
モロユ ヤクロウ

明治・大正期の農村指導者 高麗村(鳥取県)村長



生年
嘉永1年11月11日(1848年)

没年
大正5(1916)年9月20日

出身地
伯耆国上万村(鳥取県大山町)

経歴
明治20年自宅に製糸伝習所を開設。22年高麗村村長となり、植林などをすすめた。38年高麗報徳社の設立参加

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「諸遊 弥九郎」の解説

諸遊弥九郎 もろゆ-やくろう

1848-1916 明治-大正時代の農村指導者。
嘉永(かえい)元年11月11日生まれ。伯耆(ほうき)上万(じょうまん)村(鳥取県大山(だいせん)町)の豪農養蚕を奨励し,明治20年自宅に製糸伝習所を開設。22年高麗(こうれい)村(大山町)村長となり,植林などをすすめる。38年高麗報徳社の設立にくわわった。大正5年9月20日死去。69歳。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

五節舞

日本の上代芸能の一つ。宮廷で舞われる女舞。大歌 (おおうた) の一つの五節歌曲を伴奏に舞われる。天武天皇が神女の歌舞をみて作ったと伝えられるが,元来は農耕に関係する田舞に発するといわれる。五節の意味は...

五節舞の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android