講堂館跡(読み)こうどうかんあと

日本歴史地名大系 「講堂館跡」の解説

講堂館跡
こうどうかんあと

[現在地名]高松市番町五丁目

旧城下の南端天神前てんじんまえ武家屋敷西端の中野なかの天満宮の北側、現在の県議会議事堂・香川大学付属幼稚園の地にあった。高松藩学は元禄一五年(一七〇二)二代藩主松平頼常が講堂を創建し(増補高松藩記)、これを中野天満宮の南辺に置いたのに由来するが(讃州府志)、天明年間(一七八一―八九)の城下図には天満宮の北側、のちに講堂館が置かれたところに「講堂」とある。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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