講壇社会主義者(読み)こうだんしゃかいしゅぎしゃ

世界大百科事典(旧版)内の講壇社会主義者の言及

【国家社会主義】より

… 国家社会主義思想は19世紀のドイツでとくに唱えられた。フィヒテらのドイツ古典哲学と,その経済学的根拠を与えたJ.K.ロートベルトゥス,A.H.G.ワーグナー,F.ラサールらの国民経済学派と,これらを継承したC.ブレンターノらの講壇社会主義者と呼ばれた一群がそのおもな唱道者であった。後進資本主義国であったドイツ連邦がプロイセンによる統一とその資本主義国としての成長をするために,ユンカー,新興ブルジョアジー,プロレタリアートを結びつける必要があった。…

※「講壇社会主義者」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android