講論(読み)コウロン

デジタル大辞泉 「講論」の意味・読み・例文・類語

こう‐ろん〔カウ‐〕【講論】

物事道理を説き明かし論じること。講義議論
都会学校に入て読書―の様子を見れば」〈福沢学問のすゝめ

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「講論」の意味・読み・例文・類語

こう‐ろんカウ‥【講論】

  1. 〘 名詞 〙 説きあかし論ずること。講義をしたり議論をしたりすること。
    1. [初出の実例]「或講論衆理。学習諸義」(出典:続日本紀‐養老二年(718)一〇月庚午)
    2. 「今日都会の学校に入て読書講論の様子を見れば」(出典:学問のすゝめ(1872‐76)〈福沢諭吉〉一二)
    3. [その他の文献]〔漢書‐劉向伝〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「講論」の読み・字形・画数・意味

【講論】こう(かう)ろん

講明し論ずる。〔後漢書、光武帝紀下〕日仄(かたむ)きて乃ち罷(や)む。數(しばしば)・將を引き、經理を論し、夜にして乃ち寐(い)ぬ。

字通「講」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android