謝 霊運(読み)しゃれいうん

旺文社世界史事典 三訂版 「謝 霊運」の解説

謝 霊運
しゃれいうん

385〜433
南北朝時代の宋の詩人
名門貴族出身。山水題材とする新しい作風の詩をつくった。政治的に不遇で自然を友とし,多数奴婢 (ぬひ) を使って大荘園を開き,詩文にふけったが,人の恨みを受けて処刑された。『山居賦』などの作品は『文選 (もんぜん) 』に収められている。

出典 旺文社世界史事典 三訂版旺文社世界史事典 三訂版について 情報

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