謡歌・童謡(読み)わざうた

精選版 日本国語大辞典 「謡歌・童謡」の意味・読み・例文・類語

わざ‐うた【謡歌・童謡】

〘名〙 (「わざ」は何らかの意図をもって行なわれる行為の意) 政治上の風刺や社会的事件を予言する意味を付加されて、民衆の間に流行する作者不明のはやり歌もと、隠された神意が人、特に子どもの口を借りて人々に示されると考えられたことによる。童謡
書紀(720)皇極二年一〇月(岩崎本訓)「時に、童謡(ワサウタ)有りて曰く」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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