謦咳(読み)ケイガイ

デジタル大辞泉 「謦咳」の意味・読み・例文・類語

けい‐がい【××咳/××欬】

せきばらい。しわぶき。また、人が笑ったり話したりすること。

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精選版 日本国語大辞典 「謦咳」の意味・読み・例文・類語

けい‐がい【謦咳・謦&JISEBBC;】

  1. 〘 名詞 〙 ( 「謦」も「咳」も、せきの意 ) せきばらいをすること。また、その声。こわづくり。しわぶき。また、人が笑ったり、ものを言ったりするたとえにも用いられる。
    1. [初出の実例]「合眼憂悲。弾指謦咳」(出典:本朝文粋(1060頃)一三・朱雀院平賊後被修法会願文〈大江朝綱〉)
    2. 「和尚謦咳し、徐々出で来る」(出典:江戸繁昌記(1832‐36)二)
    3. [その他の文献]〔荘子‐徐無鬼〕

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