識鑑(読み)しきかん

精選版 日本国語大辞典 「識鑑」の意味・読み・例文・類語

しき‐かん【識鑑】

  1. 〘 名詞 〙 事物良否を見わけること。物事本質を見極めること。また、その才能鑑識
    1. [初出の実例]「博達貫今古。識鑒洞乾坤」(出典本朝麗藻(1010か)下・贈心公古調詩〈具平親王〉)
    2. 「何れも善く配合したるものにて、古人識鑒の明かなること、歎称するに余りあり」(出典:淡窓詩話(19C中)上)
    3. [その他の文献]〔晉書‐桓彝〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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