譫妄(読み)センモウ

デジタル大辞泉 「譫妄」の意味・読み・例文・類語

せん‐もう〔‐マウ〕【×譫妄】

外界からの刺激に対する反応が鈍り、錯覚妄想麻痺まひなどを起こす意識障害

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精選版 日本国語大辞典 「譫妄」の意味・読み・例文・類語

せん‐もう‥マウ【譫妄】

  1. 〘 名詞 〙 ( 「もう」は「妄」の呉音 ) 医学で、意識障害の状態一つ。外界からの刺激に対する反応は低下しているが、内面における錯覚、妄想があり、興奮、不穏状態を示したり、うわごとなどを言ったりする。せんぼう。
    1. [初出の実例]「Typhomania 窒扶斯熱ニ併発スル譫妄」(出典:医語類聚(1872)〈奥山虎章〉)

せん‐ぼう‥バウ【譫妄】

  1. 〘 名詞 〙 ( 「ぼう」は「妄」の漢音 ) =せんもう(譫妄)

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日本大百科全書(ニッポニカ) 「譫妄」の意味・わかりやすい解説

譫妄
せんもう

意識障害の要因の一つとされる意識変容の代表的なものである。

[編集部]

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普及版 字通 「譫妄」の読み・字形・画数・意味

【譫妄】せんもう

でたらめ。

字通「譫」の項目を見る

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