谷の戸(読み)タニノト

デジタル大辞泉 「谷の戸」の意味・読み・例文・類語

たに‐の‐と【谷の戸】

谷の入り口谷口
「―を閉ぢや果てつるうぐひすの待つに音せで春も過ぎぬる」〈拾遺・雑春〉

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精選版 日本国語大辞典 「谷の戸」の意味・読み・例文・類語

たに【谷】 の 戸(と)

  1. 谷の入り口。谷口。
    1. [初出の実例]「谷の戸をとぢや果てつる鶯の待つに音せで春も過ぎぬる〈藤原道長〉」(出典:拾遺和歌集(1005‐07頃か)雑春・一〇六四)

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