谷中惣持院門前(読み)やなかそうじいんもんぜん

日本歴史地名大系 「谷中惣持院門前」の解説

谷中惣持院門前
やなかそうじいんもんぜん

[現在地名]台東区谷中やなか六丁目

谷中町の西裏、惣持院の門前に形成された町屋。西は西光さいこう寺、南は惣持院境内、北は道を隔てて谷中感応寺表門前新茶屋やなかかんのうじおもてもんぜんしんちやや町。惣持院は慶長一六年(一六一一)神田寺町(現千代田区)寺地を与えられて建立され、慶安元年(一六四八)に谷中に移った。拝領地四〇〇坪、うち門前町屋は八五坪(寺社備考)。門前町は惣持院が神田にあった時から存在したといわれる(東京府志料)

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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