谷口千吉(読み)タニグチセンキチ

デジタル大辞泉 「谷口千吉」の意味・読み・例文・類語

たにぐち‐せんきち【谷口千吉】

[1912~2007]映画監督東京の生まれ。妻は女優八千草薫黒沢明との共同脚本「銀嶺の果て」で監督デビュー。代表作は、漁場舞台にした荒々しいタッチの「ジャコ万と鉄」、反戦映画として名高い「暁の脱走」など。

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デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「谷口千吉」の解説

谷口千吉 たにぐち-せんきち

1912-2007 昭和後期-平成時代の映画監督。
明治45年2月19日生まれ。昭和9年PCL(のち東宝)にはいり山本嘉次郎助監督をつとめる。22年黒沢明との共同脚本「銀嶺の果て」で監督デビュー。「ジャコ万と鉄」「暁の脱走」「潮騒」などで好評をえる。45年「日本万国博」の総監督をつとめた。妻は八千草薫。平成19年10月29日死去。95歳。東京出身。早大中退。

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