豆倒(読み)マメダオシ

デジタル大辞泉 「豆倒」の意味・読み・例文・類語

まめ‐だおし〔‐だふし〕【豆倒】

ヒルガオ科一年生寄生植物。畑などに生え、つる状の茎で他に巻きつき、葉はない。夏から秋、白い小花を群生する。種子漢方菟糸子とししといい、強壮薬にする。大豆に寄生して害を与えることがある。

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精選版 日本国語大辞典 「豆倒」の意味・読み・例文・類語

まめ‐だおし‥だふし【豆倒】

  1. 〘 名詞 〙 ヒルガオ科の一年生の寄生つる草。各地に生える。茎は黄色い糸状で他の植物左巻きにからみ、長さ五〇センチメートルぐらいに達する。葉は鱗片状に退化。七~一〇月、先の浅く五裂した白く小さな鐘形花が短い房状に群がって咲く。主にダイズにからんで養分をとり、害を与えるところからの名。漢名菟糸子。〔日本植物名彙(1884)〕

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動植物名よみかた辞典 普及版 「豆倒」の解説

豆倒 (マメダオシ)

学名Cuscuta australis
植物。ヒルガオ科の一年生寄生つる草,薬用植物

出典 日外アソシエーツ「動植物名よみかた辞典 普及版」動植物名よみかた辞典 普及版について 情報

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