豊前村誌(読み)ぶぜんそんし

日本歴史地名大系 「豊前村誌」の解説

豊前村誌
ぶぜんそんし

八冊

写本 国立国会図書館

成立 明治一一年頃

解説 旧豊前国の皇国地誌名称に反し田川郡分八四ヵ町村の地誌で、田川郡村誌の名がふさわしい。各村ごとに疆域・幅数・貢租戸数人口・牛馬数・舟車数・古跡社寺・学校・物産などが詳細に記される。成立年代は記述内容から明治一一年からあまり隔たっていない時期と推測される。福岡県立図書館・北九州市立中央図書館・田川市立図書館に複製コピーが架蔵される。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android