日本大百科全書(ニッポニカ) 「豊岡(群馬県)」の意味・わかりやすい解説 豊岡(群馬県)とよおか 群馬県高崎市(たかさきし)の一地区。旧豊岡村。県史跡に指定されている中山道(なかせんどう)の一里塚(いちりづか)が高崎から1里、江戸から28里の地点にあり、南側の塚にはエノキの老木が現存している。北側の塚には浅間神社が祀(まつ)られている。また、同じく県史跡に指定されている茶屋本陣・オザシキノニワ(現、飯野(いいの)宅)がある。国道18号、406号が通じる。農家の副業として豊岡達磨(だるま)といわれる福達磨がつくられ、黄檗(おうばく)宗達磨寺(だるまじ)のだるま市(いち)は有名。[村木定雄][参照項目] | 高崎(市) 出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例