豊島茣蓙(読み)テシマゴザ

デジタル大辞泉 「豊島茣蓙」の意味・読み・例文・類語

てしま‐ござ【豊島××蓙】

摂津国豊島郡に産したござ。酒樽さかだるを包んだり、雨具に用いたりした。てしまむしろ。としまむしろ。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「豊島茣蓙」の意味・読み・例文・類語

てしま‐ござ【豊島茣蓙】

〘名〙 摂津国豊島郡(大阪府豊能郡南部)から産出した狭く短いござ。酒だるなどを包んだり、雨具に用いたりした。てしまむしろ。
※俳諧・猿蓑(1691)一「ひっかけて行や雪吹のてしまござ〈去来〉」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android