豊竹巴太夫(3代)(読み)とよたけ ともえだゆう

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「豊竹巴太夫(3代)」の解説

豊竹巴太夫(3代) とよたけ-ともえだゆう

?-1860 江戸時代後期の浄瑠璃(じょうるり)太夫
義太夫節の初代豊竹巴太夫の弟子。豊竹勝太夫,綾太夫(あやたゆう),6代竹本咲太夫をへて,天保(てんぽう)13年3代を襲名。一時江戸茅場町の薬師寺芝居で櫓下(やぐらした)をつとめたのち,嘉永(かえい)6年大坂清水町の文楽芝居の櫓下となった。万延元年8月死去。丹波篠山(ささやま)(兵庫県)出身。通称は善太郎。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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