貝葉・唄葉(読み)ばいよう

精選版 日本国語大辞典 「貝葉・唄葉」の意味・読み・例文・類語

ばい‐よう ‥エフ【貝葉・唄葉】

〘名〙 (「ばいたらよう(貝多羅葉)」の略) 多羅樹の葉。インドでは経文を書写するのに用いられた。転じて、経典のこと。
性霊集‐五(835頃)請越州節度使内外文書啓「石室難見、貝葉罕聞者、路険之所致也」 〔鄭剛中‐山斎賦〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

自動車税・軽自動車税

自動車税は自動車(軽自動車税の対象となる軽自動車等および固定資産税の対象となる大型特殊自動車を除く)の所有者に対し都道府県が課する税であり、軽自動車税は軽自動車等(原動機付自転車、軽自動車、小型特殊自...

自動車税・軽自動車税の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android