負の遺産(読み)フノイサン

デジタル大辞泉 「負の遺産」の意味・読み・例文・類語

ふ‐の‐いさん〔‐ヰサン〕【負の遺産】

相続される遺産に含まれる負債。企業などで、過去の取り決めや事件などによって現在に生じている負担。→レガシーコスト
比喩的に、次世代に押しつけられる未解決の問題。前任者が責任を果たさなかったために、後任者が受ける迷惑
世界遺産のうち、戦争虐殺など、人類が犯した過ちの跡をとどめる物件世界遺産条約に明確な定義はないが、一般にはアウシュビッツビルケナウ強制収容所原爆ドームなどを指していうことが多い。負の文化遺産

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

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