負荊(読み)ふけい

精選版 日本国語大辞典 「負荊」の意味・読み・例文・類語

ふ‐けい【負荊】

〘名〙 (「荊」は、罪人をむち打つイバラの杖。「史記‐廉頗藺相如伝」の「肉袒負荊、因賓客藺相如門罪」から) みずから進んで杖で責め打たれようとすること。また、深く謝罪すること。
太平記(14C後)二八「負荊(フケイ)下被其咎、則蒙勑免綸言、静四海之逆乱、可聖朝之安泰候」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android