貢献(読み)コウケン

デジタル大辞泉 「貢献」の意味・読み・例文・類語

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「貢献」の意味・読み・例文・類語

こう‐けん【貢献】

  1. 〘 名詞 〙
  2. みつぎものをたてまつること。物をささげ出すこと。また、その品物。
    1. [初出の実例]「掌金銀。〈略〉諸蕃貢献奇瑋之物。年料供進御服。及別勑用物事」(出典令義解(718)職員)
    2. 「洛中の商賈に金銀をあづけて、毎月にその息利を貢献すべしと約し」(出典:読史余論(1712)三)
    3. [その他の文献]〔国語‐呉語〕
  3. ある物事に力を尽くして、利益をもたらすこと。また、公のために力を尽くすこと。
    1. [初出の実例]「県下教育の上に貢献すること尠(すくな)からずと書いてあった」(出典:破戒(1906)〈島崎藤村〉二)

く‐けん【貢献】

  1. 〘 名詞 〙 ( 「く」は「貢」の呉音 ) =こうけん(貢献)色葉字類抄(1177‐81)〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「貢献」の読み・字形・画数・意味

【貢献】こうけん

貢約する。〔国語呉語王親(みづか)ら之れに對(こた)へて曰く、天子命り。にして、貢獻入ること(な)し。上、以て(いの)るべからず。姓の振(すく)ふ無しと。徒(歩)遽(車)來(きた)りてぐること、日夜相ひ繼ぐ。

字通「貢」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

企業の退職を希望する従業員本人に代わって退職に必要な手続きを代行するサービス。依頼者と会社の間に入ることで円滑な退職をサポートするとともに、会社への連絡などを代わりに行うことで依頼者の心理的負担を軽減...

退職代行の用語解説を読む