貧女の一灯長者の万灯(読み)ひんにょのいっとうちょうじゃのまんとう

精選版 日本国語大辞典 「貧女の一灯長者の万灯」の意味・読み・例文・類語

ひんにょ【貧女】 の 一灯(いっとう)長者(ちょうじゃ)の万灯(まんとう)

(「阿闍世王授決経」「賢愚経」から) たとえ少額でも貧しい人のまごころのこもった寄進は、富んだ者の多額の寄進よりもまさっていることをいう。物の多少よりも誠意が大切だというたとえ。長者万灯より貧女一灯貧者の一灯。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android