販売農家自給的農家(読み)はんばいのうかじきゅうてきのうか

改訂新版 世界大百科事典 「販売農家自給的農家」の意味・わかりやすい解説

販売農家・自給的農家 (はんばいのうかじきゅうてきのうか)

農家うち商品生産を主たる目的とする農家(経営耕地面積30a以上。または農産物販売額50万円以上)を販売農家,飯米自給等を主たる目的とする農家(30a未満,50万円未満)を自給的農家という。1990年から設けられた定義で,95年の農家344万戸のうち販売農家(専業農家兼業農家)が265万戸,自給的農家が79万戸である。なお,自給的農家にほぼ類似するものとして,それまでは飯米農家という言葉が使用されていた。
農家
執筆者:

出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報

今日のキーワード

青天の霹靂

《陸游「九月四日鶏未鳴起作」から。晴れ渡った空に突然起こる雷の意》急に起きる変動・大事件。また、突然うけた衝撃。[補説]「晴天の霹靂」と書くのは誤り。[類語]突発的・発作的・反射的・突然・ひょっこり・...

青天の霹靂の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android