貫き垂る(読み)ヌキタル

デジタル大辞泉 「貫き垂る」の意味・読み・例文・類語

ぬき‐た・る【貫き垂る】

[動ラ下二]玉などをつらぬき、垂れるようにする。
竹玉たかたまを間なく―・れ」〈・四二〇〉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「貫き垂る」の意味・読み・例文・類語

ぬき‐た・る【貫垂】

  1. 〘 他動詞 ラ行下二段活用 〙 玉などを貫いてたれるようにする。貫いてたらす。
    1. [初出の実例]「斎瓮(いはひへ)を 斎(いは)ひほりすゑ 竹玉(たかたま)を 繁(しじ)に貫垂(ぬきたれ)」(出典万葉集(8C後)三・三七九)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android