精選版 日本国語大辞典 「貫通」の意味・読み・例文・類語
かん‐つう クヮン‥【貫通】
〘名〙
① 端から端までつらぬきとおること。また、つらぬきとおすこと。
※航米日録(1860)一「此管は六釜より貫通して皆大管一個に合せ入る」
※仁説問答師説(1688‐1710)宝永三年講「いとをしいと云も心の徳、かなしいと云も心の徳、みな総摂貫通して」 〔朱熹‐中庸・序〕
④ すべてのことをよく理解していること。万事に通じていること。
つらぬき‐とお・す ‥とほす【貫通】
〘他サ五(四)〙
① 端から端へ、または表から裏へすっかり突き通す。
ぬき‐とお・す ‥とほす【貫通】
〘他サ四〙 つらぬいてとおす。つきとおす。つき抜く。貫通(かんつう)する。〔日葡辞書(1603‐04)〕
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