責掛(読み)せめかける

精選版 日本国語大辞典 「責掛」の意味・読み・例文・類語

せめ‐か・ける【責掛】

〘他カ下一〙 せめか・く 〘他カ下二〙
① 責めて苦しめる。休みなく責める。
※漢書列伝竺桃抄(1458‐60)爰盎錯第一九「つみを云かけてせめかけせめかけして削られいではと云ぞ」
② 次々にたたみかける。やつぎばやに言う。また、経文呪文・念仏・舞などを調子を早くする。
三道(1423)「急は、早曲(ふし)、きる曲などをせめかけて曲付(ふしづけ)すべし」
日葡辞書(1603‐04)「Xemecaqete(セメカケテ) ユウ」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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