買い当てる(読み)かいあてる

精選版 日本国語大辞典 「買い当てる」の意味・読み・例文・類語

かい‐あ・てるかひ‥【買当】

  1. 〘 他動詞 タ行下一段活用 〙
    [ 文語形 ]かひあ・つ 〘 他動詞 タ行下二段活用 〙
  2. 思いがけないよい品物を買う。
    1. [初出の実例]「買(カ)ひ当(ア)てし紅蝋燭や宵の春」(出典:うた日記(1907)〈森鴎外〉春)
  3. たまたま同じものを買う。
    1. [初出の実例]「そこではよく、水夫と一つ女を買ひ当てたものだ」(出典:海に生くる人々(1926)〈葉山嘉樹〉一四)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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