賃苧(読み)チンソ

デジタル大辞泉 「賃苧」の意味・読み・例文・類語

ちん‐そ【賃×苧】

手間賃を取って麻をむこと。また、その麻。
私仕事に―み」〈浄・丹波与作

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「賃苧」の意味・読み・例文・類語

ちん‐そ【賃苧】

〘名〙 (「苧」は麻の一種) 手間賃をとって麻を績(う)むこと。また、その麻やその手間賃。
浄瑠璃・丹波与作待夜の小室節(1707頃)中「傍輩にも無心いひ百三十匁ととのへ、まちっとの所は、ちんそもよっぽどうみ溜めた」

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