賑贍(読み)しんせん

精選版 日本国語大辞典 「賑贍」の意味・読み・例文・類語

しん‐せん【賑贍】

〘名〙 貧困者、被災者などを救うために金品を施し与えること。贍賑。賑恤(しんじゅつ)
続日本紀‐延暦六年(787)三月甲辰「令本国長官親至郷邑情賑贍」 〔論衡‐明雩〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

普及版 字通 「賑贍」の読み・字形・画数・意味

【賑贍】しんせん

施し与える。〔漢書、王伝下〕惟(こ)れ民困乏す。溥(ひろ)く倉を開きて、以て之れを賑贍すと雖も、ほ未だ足らざるをる。其れ且(しばら)く天下の山澤の防を開き、~其れ恣(ほしいまま)に之れを聽(ゆる)せ。

字通「賑」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android