賢しばむ(読み)さかしばむ

精選版 日本国語大辞典 「賢しばむ」の意味・読み・例文・類語

さかし‐ば・む【賢ばむ】

  1. 〘 自動詞 マ行四段活用 〙 ( 「ばむ」は接尾語 ) さかしい様子をする。
    1. [初出の実例]「鬼にもあれ、神にもあれ、さばかりありがたき御心なれば、あはれとも申し給はば、仏の御しるしにも侍らんなど、さかしばみ申せば」(出典:あさぢが露(13C後))

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

メタン

化学式 CH4 。最も簡単なメタン系炭化水素で,天然ガスの主成分をなしている。また石炭ガスにも 25~30%含まれる。有機物の分解,たとえばセルロースの腐敗,発酵の際に生成され,沼気ともいわれる。また...

メタンの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android