賢覚(読み)げんかく

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「賢覚」の解説

賢覚 げんかく

1080-1156 平安時代後期の僧。
承暦(じょうりゃく)4年生まれ。聖賢の兄。真言宗醍醐寺(だいごじ)三宝院の勝覚に灌頂(かんじょう)をうける。父賢円の住坊をあらためて理性院をひらき,理性院流の祖とよばれる。門下覚鑁(かくばん)らがいる。久寿3年3月16日死去。77歳。字(あざな)は理性。著作に「達磨鈔」「支度集」など。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android