質種(読み)シチダネ

デジタル大辞泉 「質種」の意味・読み・例文・類語

しち‐だね【質種】

しちぐさ(質草)」に同じ。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「質種」の意味・読み・例文・類語

しち‐だね【質種】

〘名〙 質に置く物品。しちぐさ。質物
※俳諧・宗因七百韵(1677)「なす筈のかね言ならば少でも〈宗因〉 野となる跡は質だねの露〈弘氏〉」
浮世草子世間胸算用(1692)五「酒手の借ところなく質種(シチタネ)もなく」

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