贅をやる(読み)ぜいをやる

精選版 日本国語大辞典 「贅をやる」の意味・読み・例文・類語

ぜい【贅】 を やる

  1. 贅沢(ぜいたく)をする。みえを張る。
    1. [初出の実例]「伊達染小袖はば広帯、尻のとがりに引きかけて、ぜひをやり」(出典:随筆・紫のひともと(1683)下)
  2. 大きなことを言う。大言を吐く。贅を言う。
    1. [初出の実例]「きのふの非時を喰過し、食傷でも召れたかとよっ程案じておったとや、ハアぜいをやられるは」(出典:浄瑠璃・摂州渡辺橋供養(1748)三)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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