(読み)ゾウ

デジタル大辞泉 「贈」の意味・読み・例文・類語

ぞう【贈】[漢字項目]

常用漢字] [音]ゾウ(呉) ソウ(漢) [訓]おくる
ゾウ
金や物をおくり与える。「贈呈贈答贈与贈賄遺贈寄贈恵贈
死後官位をさずける。「贈位追贈
ソウ1に同じ。「寄贈

ぞう【贈】

[名]物をおくること。「A氏図書
[接頭]官位を表す語に付いて、死後におくられたものであるという意を表す。「正一位

そう【贈】[漢字項目]

ぞう

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「贈」の意味・読み・例文・類語

ぞう‐・す【贈】

〘他サ変〙
① 物を贈る。
② 死後に官位・勲章などを贈る。追贈する。
大鏡(12C前)二「天暦三年八月十一日にぞ、うせさせ給ひける。正一位に贈せられ給ふ」

ぞう【贈】

〘接頭〙 官位を表わす語の上に付き、死後賜わったものである意を示す。「贈正三位」など。
※栄花(1028‐92頃)日蔭のかづら「故大将をこそは、贈大臣の宣旨を下させ給はめ」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android