赤似・赤贋（読み）あかにせ

精選版日本国語大辞典「赤似・赤贋」の意味・読み・例文・類語

〘名〙

① 全くのにせものであること。また、そのもの。

※雑俳・三番続（1705）「渡辺が伯母の赤似せついかづく」

② 鉛でつくった、にせ銀貨。赤銀(あかがね)。

※雑俳・住吉みやげ（1708）「あかにせが今日の売場に二(ふた)しづく」

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