赤子・赤児(読み)あかご

精選版 日本国語大辞典 「赤子・赤児」の意味・読み・例文・類語

あか‐ご【赤子・赤児】

〘名〙
① (「あかこ」とも) =あかんぼう(赤坊)
※承応版狭衣物語(1069‐77頃か)一「君は、ただ、赤児(あかご)のむつきに包まれたる心地して」
読本椿説弓張月(1807‐11)続「懐(ふところ)に、しばなく赤子(アカコ)を揺賺(ゆりすか)し」
② (あかこ) イトミミズ科ユリミミズ別名。またはイトミミズ科に属する種類の俗称。体長五~一〇センチメートルの糸状で赤く、泥底などに普通に見られる。飼育魚の餌にする。いとみみず。《季・夏》

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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