赤襷(読み)アカダスキ

デジタル大辞泉 「赤襷」の意味・読み・例文・類語

あか‐だすき【赤×襷】

若い女性などが斜め十文字に掛ける赤いたすき。
召集令状を受けて入隊する者が、肩から斜めに掛けた太く赤いたすき。

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精選版 日本国語大辞典 「赤襷」の意味・読み・例文・類語

あか‐だすき【赤襷】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 赤い色のたすき。特に、若い女などが斜め十文字に掛けるたすき。
    1. [初出の実例]「六つ五つなる女の子に赤襷(アカダスキ)させて」(出典たけくらべ(1895‐96)〈樋口一葉〉八)
  3. 召集令状を受けて軍隊に行く者が、肩から斜めに掛けた赤く太いたすき。
    1. [初出の実例]「昨日とどいた赤だすき かけて勇んで行きまする」(出典:軍歌・出征(1905)〈真下飛泉〉)

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