走らかし(読み)ハシラカシ

デジタル大辞泉 「走らかし」の意味・読み・例文・類語

はしら‐かし【走らかし】

走らかし汁」の略。
黒米に―に朝夕てうせきおくれば」〈浮・一代女・四〉

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精選版 日本国語大辞典 「走らかし」の意味・読み・例文・類語

はしら‐かし【走かし】

  1. 〘 名詞 〙
  2. はしらかしじる(走汁)」の略。
    1. [初出の実例]「汁にせん先たんほほのはしらかし」(出典:俳諧・毛吹草(1638)一)
  3. 大型和船の矢倉の上で用いる長いさお。上端に手桿や櫂(かい)のように丁字型に「つく」をつけたもの。〔席船諸名集図解〕

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