走り抜ける(読み)ハシリヌケル

デジタル大辞泉 「走り抜ける」の意味・読み・例文・類語

はしり‐ぬ・ける【走り抜ける】

[動カ下一][文]はしりぬ・く[カ下二]
走って通り抜ける。駆け抜ける。「路地を―・ける」「千秋楽まで無事に―・けた」
感覚感情などが一瞬現れて消える。「強い感動が―・ける」

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精選版 日本国語大辞典 「走り抜ける」の意味・読み・例文・類語

はしり‐ぬ・ける【走抜】

  1. 〘 自動詞 カ行下一段活用 〙
    [ 文語形 ]はしりぬ・く 〘 自動詞 カ行下二段活用 〙
  2. 走って通り抜ける。比喩的にも用いる。
    1. [初出の実例]「今の通りのクールスで無事に、シクロネの南へ走り抜ける事が出来るであらうがノ」(出典:颶風新話(航海夜話)(1857)初)
  3. 飛び出す。飛び抜ける。
    1. [初出の実例]「両つの目走抜(はしりぬけ)て死せたまひぬ」(出典古事記(712)下)

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