走童・走孺(読み)はしりわらわ

精選版 日本国語大辞典 「走童・走孺」の意味・読み・例文・類語

はしり‐わらわ ‥わらは【走童・走孺】

〘名〙
徒歩斎王(いつきのみこ)の車などに従う女童(めのわらわ)
延喜式(927)五「斎王駕車赴向、走孺(はしりわらは)十二人、車副廿四人」
寺院などで、住職高僧などに従う走り使い児童
※石清水文書‐弘長三年(1263)八月一三日・宣旨「練童は四人を過ぐべからず。走童に於ては一切停止

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android