デジタル大辞泉
「超高層ビル」の意味・読み・例文・類語
ちょうこうそう‐ビル〔テウカウソウ‐〕【超高層ビル】
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超高層ビル
ちょうこうそうビル
skyscraper
建築用語。日本では 1964年の「建築基準法」の改正により,31mの高さ制限が廃止されて 100mをこえる建物も建つようになった。この名称はその際に従来の高層ビルの概念をこえるものという意味でつくられた言葉である。 68年3月完成の東京霞が関ビルは高さ 147m,地上 36階で,日本の超高層ビルの第1号である。世界でこの先鞭をつけたのは 19世紀末から 20世紀初頭にかけてのシカゴであり,当時「スカイ・スクレーパー」の名で呼ばれ,日本ではその訳語として「摩天楼」の語が用いられた。
出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報