越年蜻蛉(読み)オツネントンボ

デジタル大辞泉 「越年蜻蛉」の意味・読み・例文・類語

おつねん‐とんぼ〔ヲツネン‐〕【越年蜻蛉】

アオイトトンボ科の昆虫体長約4センチくらい。体は黄褐色に青銅色の紋が散在する。成虫で越冬し、春になってから卵を産む。北海道本州・ユーラシア大陸に分布

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精選版 日本国語大辞典 「越年蜻蛉」の意味・読み・例文・類語

おつねん‐とんぼ ヲツネン‥【越年蜻蛉】

〘名〙 アオイトトンボ科のトンボ。体長二七ミリメートル、はね二一ミリメートル内外。はねは透明で、やや褐色を帯びる。体は黄褐色で、赤銅色の紋がある。成虫で草木茂みなどに入って越冬する。春、池沼に産卵し、幼虫は六~七月に羽化する。各地に分布するが、主に北方に多い。おつねんいととんぼ。

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動植物名よみかた辞典 普及版 「越年蜻蛉」の解説

越年蜻蛉 (オツネントンボ)

学名Sympecma paedisca
動物。アオイトトンボ科の昆虫

出典 日外アソシエーツ「動植物名よみかた辞典 普及版」動植物名よみかた辞典 普及版について 情報

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