越智勇一(読み)おち ゆういち

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「越智勇一」の解説

越智勇一 おち-ゆういち

1902-1992 昭和時代の獣医学者。
明治35年9月12日生まれ。朝鮮総督府家畜衛生研究所長をへて,昭和23年東大教授。退官後,麻布(あざぶ)獣医大(現麻布大)学長。家畜微生物学を研究し,伝染病の自然発生感染説をとなえ,こんにち「日和見感染症」の名で知られる。学術会議会長,日本農学会会長などもつとめた。平成4年2月13日死去。89歳。愛媛県出身。東京帝大卒。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android