越木塚村(読み)こしきづかむら

日本歴史地名大系 「越木塚村」の解説

越木塚村
こしきづかむら

[現在地名]平群町大字越木塚

生駒山地東麓、若井わかい村西方に所在。村域東北にこしき(舟塚)と称する古墳がある。慶長郷帳に「小式塚村」、寛永郷帳に「甑塚村」とみえ、慶長郷帳の村高一七四・六七石、のち一七五・〇三石と修正。慶長六年(一六〇一)竜田藩(片桐且元)領。明暦元年(一六五五)片桐氏の改易で幕府領、寛文一〇年(一六七〇)から天和二年(一六八二)まで旗本溝口信勝(奈良奉行)領。のち再び幕府領。元禄一五年(一七〇二)から宝永二年(一七〇五)まで武蔵川越藩(柳沢吉保)領。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

メタン

化学式 CH4 。最も簡単なメタン系炭化水素で,天然ガスの主成分をなしている。また石炭ガスにも 25~30%含まれる。有機物の分解,たとえばセルロースの腐敗,発酵の際に生成され,沼気ともいわれる。また...

メタンの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android