趙 孟頫(読み)ちょうもうふ

旺文社世界史事典 三訂版 「趙 孟頫」の解説

趙 孟頫
ちょうもうふ

1254〜1322
元代の書家・画家
宋の太祖子孫。字 (あざな) は子昂 (すごう) 。号は松雪道人。宋の皇族であったが,元の世祖フビライ)に召されて高官となった。詩文書画に巧みで,特に書は王羲之 (おうぎし) の正統を守り,当代第一といわれた。絵はあらゆる題材をこなし,文人画の復古運動をおこして後世に大きな影響を与えた。

出典 旺文社世界史事典 三訂版旺文社世界史事典 三訂版について 情報

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