足を曳く(読み)あしをひく

精選版 日本国語大辞典 「足を曳く」の意味・読み・例文・類語

あし【足】 を 曳(ひ)

浮世草子世間胸算用(1692)三「まだ帰られませぬ。さいさい足をひかせましてかなしう御座る」
② 足を引きずる。また、そのようにして歩く。
※浮世草子・新色五巻書(1698)三「栄春しきりに腹を痛めて足(アシ)を引かず」
③ 行くのをやめる。
洒落本・傾城買杓子規(1804)一「文里にけどられているから、あしをひいているのさ」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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