足んぬ(読み)タンヌ

デジタル大辞泉 「足んぬ」の意味・読み・例文・類語

たん‐ぬ【足んぬ】

《動詞「た(足)る」の連用形に完了の助動詞「ぬ」の付いた「たりぬ」が音変化したものの名詞化》みちたりること。満足。→堪能たんのう
「腹ヲタテ身ノほむらヲモヤイテ、ソシリマワッテ、ナヲ―セネバ」〈天草本伊曽保・イソポが生涯

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

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