足利紫山(読み)あしかが しざん

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「足利紫山」の解説

足利紫山 あしかが-しざん

1859-1959 明治-昭和時代の僧。
安政6年4月1日生まれ。泰竜文彙(たいりゅう-ぶんい),荻野独園(おぎの-どくおん)らについて修行。明治24年大分の万寿寺住持となる。翌年独園の法をつぎ,臨済宗(りんざいしゅう)方広寺派管長,臨済宗初代管長をつとめた。昭和34年12月30日死去。100歳。尾張(おわり)(愛知県)出身。麟祥院(りんしょういん)臨済宗僧校卒。俗姓は野々垣。法名は恵温。著作に「臨済録提唱」「毒語心経提唱」など。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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